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デジタル化・AI導入補助金2026

正式名称は「中小企業デジタル化・AI導入支援事業費補助金」。公式サイトでは「デジタル化・AI導入補助金2026」(旧:IT導入補助金)と表記されます。このページでは主に「通常枠」を説明します。

ひとことで言うと

AIやITツール(会計ソフト・予約システム・在庫管理・POSレジなど)を導入して、お店や会社の仕事をラクにする取り組みを、国が補助してくれる制度です。補助率は原則1/2、補助額は5万〜450万円。事務局に登録された専門業者(IT導入支援事業者)と一緒に申請します。

むずかしく考えなくて大丈夫。順番に見ていきましょう。

最大

450万円

補助率 1/2(条件により 2/3)

※後払い。対象は登録ITツールに限られます。

提出するものは、全部でこれだけ

紙の様式に手書きして郵送する書類はありません — 申請は「申請マイページ」への入力とアップロードで行います。この補助金は、書類そのものより「GビズID・SECURITY ACTION・IT導入支援事業者選び」という書類ではない準備が中心です。

タップすると、その場でくわしい説明がひらきます。

あなたの事業形態を選ぶと、必要な書類だけに絞れます。

すべての書類を表示しています。

あなたが作るもの(1)

  • 3年間の計画システムに直接入力
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    事業計画(3年間の労働生産性向上計画)

    「ITを入れて、3年で労働生産性をどれだけ上げるか」の計画です。審査で見られ、採択後の「効果報告」の基準にもなります。

    すすめ方:IT導入支援事業者と一緒に内容を検討し、支援事業者が「IT事業者ポータル」の画面に入力します

    完了の状態:申請マイページで計画の内容を確認し、宣誓できる状態

    目標の目安

    1年後に労働生産性+3%以上、3年間の年平均+3%以上(過去にIT導入補助金2022〜2025の交付決定を受けた事業者は+4%以上になる場合があります)。労働生産性は「(営業利益+人件費+減価償却費)÷年間の総労働時間」で計算します。

    入力するのは支援事業者、確認・宣誓はあなた

    事業計画とITツール情報の画面は、登録したITベンダー(IT導入支援事業者)があなたと一緒に作り、「IT事業者ポータル」で入力します。あなたは「申請マイページ」でその内容を確認し、宣誓を行って交付申請を提出します。

    150万円以上を申請する場合

    賃上げ目標(1人当たり給与支給総額の年平均成長率3%以上・事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上・従業員への表明)が必須要件になります。達成できない場合、補助金の返還を求められる場合があります。

    計画づくりは支援事業者が手伝ってくれます。当社は計画の作成・入力・提出を代行しません。

    出典:公募要領(通常枠)P.8〜11・P.19〜20

発行してもらうもの(3)

  • 法人の登記の証明書法人のみ(NPO法人を含む)
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    履歴事項全部証明書(発行から3カ月以内)

    法人の実在を証明する書類です。

    対象:法人のみ(NPO法人を含む)

    すすめ方:法務局で取得(発行から3カ月以内のもの)

    完了の状態:申請マイページに添付済み

    注意

    代替書類は一切認められません。発行から3カ月以内のものを用意します。

    出典:公募要領(通常枠)P.20
  • 納税証明書法人のみ(NPO法人を含む)
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    法人税の納税証明書(「その1」または「その2」・直近分)

    事業実態を確認するための書類です。

    対象:法人のみ(NPO法人を含む)

    すすめ方:税務署で発行(納税した領収書ではなく「納税証明書」。税目が法人税で、直近に納税されたもの)

    完了の状態:申請マイページに添付済み

    出典:公募要領(通常枠)P.20〜21
  • 納税証明書個人事業主のみ
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    所得税の納税証明書(「その1」または「その2」・直近分)

    事業実態を確認するための書類です。

    対象:個人事業主のみ

    すすめ方:税務署で発行(納税した領収書ではなく「納税証明書」。税目が所得税で、直近に納税されたもの)

    完了の状態:申請マイページに添付済み

    出典:公募要領(通常枠)P.20〜21

手元の書類のコピー(4)

  • 決算書のコピー法人のみ(NPO法人を含む)
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    貸借対照表・損益計算書(直近分)の写し

    財務状況を確認するための書類です。

    対象:法人のみ(NPO法人を含む)

    すすめ方:手元の決算書類から

    完了の状態:申請マイページに添付済み

    出典:公募要領(通常枠)P.20
  • 本人確認書類のコピー個人事業主のみ
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    本人確認書類(運転免許証・運転経歴証明書・住民票のいずれか)

    申請者本人を確認するための書類です。

    対象:個人事業主のみ

    すすめ方:手元の書類から(運転免許証は有効期限内のもの、住民票は発行から3カ月以内のもの)

    完了の状態:申請マイページに添付済み

    出典:公募要領(通常枠)P.20
  • 確定申告書のコピー個人事業主のみ
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    確定申告書の控え(税務署が受領した直近分)

    事業実態を確認するための書類です。

    対象:個人事業主のみ

    すすめ方:手元の申告書類から(原則、令和7年(2025年)分。やむを得ない事情がある場合は令和6年分も可)

    完了の状態:受領が確認できる形で申請マイページに添付済み

    「税務署が受領した」ことの確認方法

    ①第一表の控えに受付番号と受付日時が印字されている、または②第一表の控えと「受信通知(メール詳細)」をあわせて添付できること。どちらも難しい場合は、控えと同一年度の納税証明書(その2・所得金額用)で代えられます。税理士の印のみが押された書類は認められません。

    マイナンバーは黒塗り

    マイナンバーや保険者番号などが写っている場合は、判別できないように黒塗りして提出します。

    出典:公募要領(通常枠)P.21〜22
  • 決算書類のコピー個人事業主のみ
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    所得税青色申告決算書または収支内訳書(直近分)

    財務状況を確認するための書類です。

    対象:個人事業主のみ

    すすめ方:手元の申告書類から

    完了の状態:申請マイページに添付済み

    出典:公募要領(通常枠)P.20

該当する人だけ(2)

  • 賃金状況報告シートコピーをアップロード

    賃金状況報告シート

    最低賃金に近い賃金の従業員が多い事業者として、補助率2/3以内の適用(または賃金関係の加点)を受けるための所定様式です。

    対象:補助率2/3以内の適用や賃金関係の加点を希望する場合のみ

    すすめ方:本事業ホームページから所定の様式をダウンロードし、必要項目を記入

    完了の状態:記入済みのシートを申請マイページに添付済み

    出典:公募要領(通常枠)P.20〜22
  • 加点ごとの追加書類コピーをアップロード

    希望する加点ごとの追加書類(IT戦略マップなど)

    加点は審査で有利になる任意の項目で、希望する加点ごとに決められた書類を追加します。

    対象:加点を希望する場合のみ(内容は加点により異なる)

    すすめ方:加点により異なります(例:「IT戦略ナビwith」の実施結果(IT戦略マップ)をPDF形式で出力し、申請に使うGビズIDプライムが確認できるもの)

    完了の状態:希望する加点の書類がすべて添付済み

    加点とは

    審査で有利になる、任意の上乗せ項目です。クラウド製品の選定やインボイス対応製品の選定のように、書類のいらない加点もあります。一覧は公募要領「3-3 交付申請の審査」で確認してください。

    加点はどれも希望制です。要件を満たすかの最終確認は、公募要領とIT導入支援事業者への相談で。

    出典:公募要領(通常枠)P.21〜27

書類ではないが必要なもの(3)

  • GビズID(電子申請のログインID)
    ステップ2作業と時間の目安を見る

    GビズIDプライムのアカウント

    申請要件のひとつで、書類ではない準備物です。この補助金の交付申請には「gBizIDプライム」のアカウントが必要です。

    すすめ方:GビズID公式サイトで取得(オンライン申請または書類郵送。審査期間を見込んで早めに)

    完了の状態:gBizIDプライムが利用できる状態

    すでに持っているか確認する

    ①公式の「アカウント登録確認」ページで、メールアドレスと生年月日(またはSMS用の電話番号)を入力すると、登録があれば確認メールが届きます。②メールを「gbiz-id.go.jp」で検索 — 過去の通知が残っていれば保有済みです。③見つかったら「パスワード再設定」から復旧できます。

    必要なのは「gBizIDプライム」

    3種類(エントリー/プライム/メンバー)のうち、この補助金の交付申請に必要なのは「プライム」です(公募要領 別紙4)。

    作り方は2つ(オンライン/書類郵送)

    オンライン申請:マイナンバーカードとGビズIDアプリを使う方法。審査は24時間365日受け付けられ、速やかに処理されるとされています。書類申請:実印を押した申請書と印鑑(登録)証明書を郵送する方法。2026年7月9日以降、審査期間は従来の最大2週間から最大1か月に変わりました。公募要領も「発行までおおむね2週間、早めの手続きを」としています。急ぐならオンライン申請です。

    有効期限ができました(2026年7月9日〜)

    プライムとメンバーのアカウントには、発行日から2年3か月の有効期限があり、期限までに更新手続きが必要です(公式の案内では、今すぐ必要な手続きはありません)。

    用意するもの(オンライン)

    • マイナンバーカード(署名用電子証明書つき)
    • マイナンバーカードを読み取れるスマートフォン
    • GビズIDアプリ
    • メールアドレス

    用意するもの(書類郵送)

    • 印鑑証明書(法人)/印鑑登録証明書(個人事業主)— 発行から3カ月以内
    • 実印を押した申請書(公式サイトで作成・印刷)
    • 本人のメールアドレス
    • SMSを受信できる電話番号

    取得・ログイン・申請はご自身で。私たちは代行しません。でも「何を・どこで・どうやって」は、ここで分かるようにします。

    出典:公募要領(通常枠)P.8・P.47(別紙4①)
  • SECURITY ACTION
    ステップ3作業と時間の目安を見る

    SECURITY ACTIONの宣言(★一つ星または★★二つ星)

    「情報セキュリティ対策に取り組みます」と自己宣言するIPAの制度で、申請要件です。交付申請時に宣言済みの「アカウントID」を入力します。

    すすめ方:SECURITY ACTION管理システム(2026年4月から運用)で★一つ星または★★二つ星を宣言

    完了の状態:宣言済みで、アカウントIDを交付申請に入力できる状態

    申請でどう使う?

    交付申請のとき、宣言済みアカウントIDを入力して確認を受けます。宣言内容の確認のため、交付申請情報の一部がIPAと共有されることへの同意も要件です。

    いつやる?

    申請の前に。GビズIDと並行して早めに済ませると安心です。

    出典:公募要領(通常枠)P.8〜9・P.48(別紙4②)
  • 申請マイページ
    ステップ5作業と時間の目安を見る

    申請マイページ(IT導入支援事業者からの招待で開設)

    交付申請や交付決定後の手続き、事務局からの連絡に使う、申請者専用のポータルです。IT導入支援事業者からの招待を受けて、申請者本人が開設します。

    すすめ方:IT導入支援事業者を選ぶと招待が届きます。招待を受けて本人が開設し、申請者情報を入力します

    完了の状態:マイページを開設し、事業計画・ITツール情報を確認して宣誓・提出できる状態

    入力の分担(誰が・どの画面で)

    事業計画とITツール情報は、IT導入支援事業者が「IT事業者ポータル」で入力します。あなたは「申請マイページ」で申請者情報を入力し、支援事業者が入力した内容を確認したうえで、宣誓を行って事務局に提出します。

    ID・パスワードは本人管理

    申請マイページのログインID・パスワードは、IT導入支援事業者を含む第三者に渡してはいけません。本人が行うべき手続きを支援事業者が代わりに行うと、なりすましとして交付決定の取消しなどの対象になる場合があります。

    携帯電話番号の登録

    申請者自身が管理する携帯電話番号を1つ登録します。SMSで申請に必要なパスワード等が通知され、事務局から連絡があった際には応じる必要があります。

    当社は申請マイページの開設・入力・送信を行いません。

    出典:公募要領(通常枠)P.8〜10・P.19〜20・P.33〜34

デジタル化・AI導入補助金2026(通常枠)の公募要領(2026年5月15日版)をもとにした整理です。提出物は申請枠・あなたの区分(法人/個人事業主)・希望する補助率や加点で変わります。最終確認は必ず公募要領で。

情報確認日:

4分で読めます

このページでわかること

  • 自分の事業に使えるか
  • いくら戻るか
  • 申請の流れ
  • 用意するもの(GビズID・IT導入支援事業者 など)

あなたがやること と 目安

作業時間の合計:約3〜5時間待ち時間を含めた全体の目安:約3週間

申請はご自身で進めます。私たちは順番の整理と管理でサポートします。

  1. ステップ1

    入れたいITツールと、解決したい課題を整理

    作業時間:約30分待ち時間:
  2. ステップ2

    GビズIDプライムを用意

    作業時間:約15〜30分待ち時間:オンライン申請あり/書類申請は審査最大1か月
  3. ステップ3

    SECURITY ACTION(★1または★2)を宣言

    作業時間:約30分待ち時間:すぐ
  4. ステップ4

    登録のIT導入支援事業者・登録ツールを選ぶ

    作業時間:業者と相談待ち時間:数日〜
  5. ステップ5

    支援事業者と共同で電子申請

    作業時間:約1時間待ち時間:次の締切まで(回次制)

全部を一度にやらなくて大丈夫。時間のかかる「GビズID」と「支援事業者選び」から先に動くのがコツ。

この補助金は「商工会」ではなく、登録された『IT導入支援事業者(ITベンダー)』と一緒に申請します(様式4はありません)。

制度区分
地域
全国
募集状況
募集中
締切表示
通常枠 第5次締切:2026/09/29 17:00 JST
情報確認日
公式サイトへ別タブで開きます

たとえば、あなたの事業なら

  • コンサルタント・フリーランス会計・顧客管理などの業務ツール導入

  • ラーメン店モバイルオーダーやPOSレジのソフト導入

  • 美容室・サロンネット予約・顧客管理システム

  • 小売店在庫管理・キャッシュレス決済ソフト

  • パン屋さんネット注文・受発注のクラウドソフト

※あくまで例です。対象になるのは「登録されたITツール」に限られます。要件は公式でご確認ください。

何に使える? 例で確認

これは例です。最終的に対象になるかは、公募要領と事務局・IT導入支援事業者の判断によります。お金を使う前に必ずご確認ください。

使えるお金の例

  • 登録ITツールのソフトウェア(会計・予約・在庫・POSなど)
  • サブスク(月額・年額)利用料 最大2年分
  • 機能拡張・データ連携・セキュリティ(オプション)
  • 導入コンサル・設定・研修・保守などの役務(合計200万円まで)
  • AIを含むITツール

使えないお金の例

  • 登録されていない業者・ツール
  • 無償で提供されているツール
  • リース・レンタル契約のツール(サイバーセキュリティお助け隊サービスを除く)
  • 中古品
  • 交通費・宿泊費
  • 申請代行費
  • 消費税
  • 交付決定の前に契約・購入したもの

どの費用にも共通する鉄則

  • 登録された支援事業者+登録ツールから選ぶ
  • 交付決定の「後」に契約・発注
  • 支払いは銀行振込 か クレカ1回払い
  • 150万円未満は1プロセス以上/150万〜450万円は4プロセス以上
  • 導入後の「効果報告」まで続く
例:ラーメン店が、モバイルオーダー/POSレジを入れたい

注文・レジの「ソフトウェア」(登録ツール)

なりうる

登録されたITツールなら通常枠の対象になりうる。

タブレットなどの「ハード(端末)」

範囲しだい

通常枠は原則ソフトウェアが対象。ハードは対象外になりやすい(別枠の可能性)→ 支援事業者に確認。

月額のサブスク利用料

なりうる

最大2年分まで対象になりうる。

導入設定・操作研修(役務)

なりうる

役務として対象になりうる(役務は合計200万円まで)。

※お金を使う前に確認

例:AIツール・チャットボットを入れたい

登録されたAIツール

なりうる

事務局に登録されたAIツールなら対象になりうる。

無料の汎用AI(一般公開のもの)

対象外

無償提供のものは対象外。

登録外のフルカスタム開発

対象外になりやすい

登録ITツール以外は対象外になりやすい。

※お金を使う前に確認

例:ホームページ・ECサイトを作りたい(※持続化補助金とは別ルール)

単なるホームページ制作

対象外になりやすい

この補助金の対象は「登録ITツール」。一般的なHP制作は対象外になりやすい(持続化補助金の『ウェブサイト関連費』とは別物)。

EC・予約などの機能がある登録ツール

なりうる

登録されたITツールとして導入するなら対象になりうる。

※お金を使う前に確認

ここだけは読んでください

気をつけたい『落とし穴』

申請すれば必ずもらえる訳ではありません(審査があります)。交付決定の「前」に契約・発注すると対象外。登録された業者・ツール以外は対象外。導入したあとも複数年の「効果報告」が必要で、出さないと返還を求められることがあります。

申請の前に、知っておきたいこと

IT導入支援事業者・登録ITツール

この補助金は、事務局に「登録された」専門業者(IT導入支援事業者)と、「登録された」ITツールから選んで、一緒に申請する仕組みです。自分で勝手に選んだソフトは対象外です。

詳しく見る

なぜ必要?

申請・実績報告・効果報告まで、支援事業者と共同で行います。ツール選びや申請の入力も手伝ってくれます。

探し方

公式サイトの検索から、登録された支援事業者・ITツールを探せます。

注意

登録されていない業者・ツール、無償のツール、リース・レンタル契約のツール(サイバーセキュリティお助け隊サービスを除く)、中古品は対象外です。

私たちは申請を代行しません。でも「どんな仕組みで、何を選べばいいか」を分かるようにします。

受け取るまで と「効果報告」

お金は後払いです。導入して報告し、金額が確定してから振り込まれます。さらにこの補助金は、導入後も複数年「効果報告」を出す必要があります。

詳しく見る

受け取るまで

交付決定 → 契約・発注・支払い → 実績報告(請求書・支払証憑・利用画面など)→ 金額確定 → 入金。支払いは原則、銀行振込かクレカ1回払いのみ。

そのあとも続く「効果報告」

事業のあと、営業利益・人件費・労働時間などを報告します。効果報告は最長で3年度分(+ITツールの継続利用を確認する事業計画期間前の報告)にわたります。

注意

賃上げ目標が必須の申請で効果報告を期限内に出さないと、補助金の返還を求められることがあります。書類は5年間保管。

だからこそ、証憑の整理と期限・報告の管理を一緒に進めます。

制度の詳しい説明(公式の要点)

概要

デジタル化・AI導入補助金2026は、中小企業・小規模事業者等がAIを含むITツールを導入し、業務効率化や労働生産性向上を進めるための全国制度です。通常枠では、事務局に登録されたIT導入支援事業者と登録ITツールを選び、申請者と支援事業者が共同で申請・実績報告・効果報告を行います。補助対象はソフトウェアだけでなく、機能拡張、データ連携、セキュリティ、導入研修、保守サポートなども含みますが、交付決定前の契約・発注・購入は対象外です。申請後も、事業実績報告と複数年の効果報告が必要になるため、単なる購入補助ではなく、継続利用と効果確認まで含む制度として扱うのが安全です。

対象者

対象は、労働生産性向上を目的にAIを含むITツールを導入する中小企業・小規模事業者等です。法人は日本国内で法人登記され、法人番号が公表され、日本国内に本社と補助事業実施場所を有する必要があります。個人事業主は日本国内に補助事業実施場所を有する必要があります。申請直近月の事業場内最低賃金が地域別最低賃金以上であること、GビズIDプライムを取得していること、SECURITY ACTIONの一つ星または二つ星を宣言していること、申請者自身が管理する携帯電話番号を登録することも要件とされています。

資本金・従業員数は業種別に判定されます。公式要領では、製造・建設・運輸は資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売は1億円以下または100人以下、サービス業は原則5,000万円以下または100人以下、小売は5,000万円以下または50人以下、旅館業は5,000万円以下または200人以下などとされています。医療法人・社会福祉法人・学校法人は300人以下、商工会・商工会議所等は100人以下とされています。

条件のひとつとして重要なのが、3年間の労働生産性向上計画です。通常は1年後に3%以上、3年間の年平均成長率3%以上の向上を目標とする事業計画が求められ、過去にIT導入補助金2022〜2025の交付決定を受けている場合は4%以上が求められる場合があります。労働生産性は「営業利益+人件費+減価償却費」を年間総労働時間で割って算定するとされています。

また、補助金申請額150万円以上の申請では、賃上げの目標が申請要件になります。3年間の事業計画期間で、1人当たり給与支給総額(非常勤を含む全従業員)の年平均成長率を3%以上、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上の水準とし、交付申請時点でその賃金引上げ計画を従業員に表明していることが求められます。過去にIT導入補助金2022〜2025の交付決定を受けた事業者は、150万円未満の申請でも賃上げ要件(年平均成長率3.5%以上など)が課されます。

補助対象経費

通常枠の補助対象は、登録されたIT導入支援事業者が提供し、事務局に登録されたITツールです。大分類Iはソフトウェアで、買い切り型だけでなく月額・年額のサブスクリプションも最大2年分が補助対象になります。大分類IIはオプションで、機能拡張、データ連携ツール、セキュリティが含まれます。大分類IIIは役務で、導入・活用コンサルティング、導入設定、マニュアル作成、導入研修、保守サポートが含まれますが、役務全体の補助対象経費は200万円が上限とされています。

ITツールは、顧客対応・販売支援、決済・債権債務・資金回収、供給・在庫・物流、会計・財務・経営、総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情シス・統合業務、業種固有プロセス、汎用・自動化・分析ツールなどのプロセスに紐づきます。公式要領では、150万円未満の申請は1プロセス以上、150万円以上450万円以下の申請は4プロセス以上が必要とされています。

対象外経費の例としては、交通費・宿泊費、補助金申請や報告の申請代行費、消費税、交付申請時に利用金額が定まらないITツール、無償提供されているもの、リース・レンタル契約のITツール(サイバーセキュリティお助け隊サービスを除く)、中古品、交付決定前に購入したITツールなどが挙げられています。

補助額・補助率

通常枠は、ソフトウェア購入費・導入関連費について、補助率は原則2分の1以内とされています。令和6年10月から令和7年9月までの間で、地域別最低賃金に近い賃金(当該期間の地域別最低賃金以上、令和7年度改定の地域別最低賃金未満)で雇用している従業員が全従業員の30%以上である月が3か月以上ある場合は、3分の2以内になります。補助額は、5万円以上150万円未満が1プロセス以上、150万円以上450万円以下が4プロセス以上という区分で、150万円以上の申請では賃上げ目標が必須要件とされています(150万円未満では加点項目。ただし過去にIT導入補助金2022〜2025の交付決定を受けた事業者は必須)。

このページは通常枠を主な対象としています。インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)、セキュリティ対策推進枠、複数者連携デジタル化・AI導入枠は公式サイト上で別の枠として掲載されており、スケジュールや補助条件も一部異なるため、それぞれの公募要領を公式サイトでご確認ください。

申請の流れ

公式に示されている標準的な流れは次のとおりです。まず制度内容を確認し、GビズIDプライムを取得します。次にSECURITY ACTIONを一つ星または二つ星で宣言します。続いて登録されたIT導入支援事業者に相談し、登録済みITツールを選定します。IT導入支援事業者から申請マイページへ招待され、申請者がマイページを開設します。

その後の入力には分担があります。事業計画とITツール情報は、IT導入支援事業者が「IT事業者ポータル」で入力し、申請者は申請マイページで申請者情報を入力のうえ、支援事業者が入力した内容を確認し、宣誓を行って交付申請を提出します。採択・交付決定を受けてから、契約、発注、納品、導入、請求、支払を行います。最後に実績報告を提出して補助金額の確定と交付を受け、導入後は効果報告を提出します。

必要書類

法人の場合は、履歴事項全部証明書(発行から3カ月以内)、税務署で発行された直近分の法人税の納税証明書(「その1」または「その2」)、直近分の貸借対照表および損益計算書が必要とされています。個人事業主の場合は、本人確認書類(有効期限内の運転免許証、運転経歴証明書、または発行から3カ月以内の住民票)、直近分の所得税の納税証明書(「その1」または「その2」)、税務署が受領したことが分かる直近分の確定申告書の控え、所得税青色申告決算書または収支内訳書が必要とされています。代替書類は認められず、マイナンバー等が記載されている場合は黒塗りが必要です。

補助率3分の2以内の適用や一部の加点を受ける場合は、賃金状況報告シートなどの追加書類が必要です。提出書類は申請条件によって変わるため、最新の必要書類は公募要領および申請マイページの案内でご確認ください。

採択後の管理

交付決定前に契約・発注すると補助対象外になります。実績報告では、請求書・請求明細、銀行振込やクレジットカード一括払いの支払証憑、補助金受取口座情報、ITツール利用を証する画面キャプチャなどが必要とされています。支払方法は原則として銀行振込またはクレジットカード1回払いのみとされています。

事業終了後は、営業利益、人件費、減価償却費、総労働時間、1人当たり給与支給総額、事業場内最低賃金、継続利用の証明などを効果報告として提出します。効果報告は事業計画期間に応じて複数年度にわたって求められます。賃上げ目標が必須となる申請では、効果報告の未提出や目標未達の場合に補助金の全部または一部の返還を求められる場合があります。書類等は補助事業完了年度終了後5年間保管し、検査や会計検査院への提出に協力する必要があるとされています。

よくある質問

Q1. 交付決定前に契約してよいですか?
A. いいえ。交付決定前の契約・発注は補助対象外で、交付決定後に行う必要があるとされています。
Q2. ITベンダーなら誰でも対象になりますか?
A. いいえ。事務局に登録されたIT導入支援事業者と、事務局に登録されたITツールから選ぶ必要があります。
Q3. GビズIDは必要ですか?
A. はい。申請要件としてgBizIDプライムが必要とされています。公募要領では発行までおおむね2週間とされ、2026年7月9日以降、書類申請の審査期間は最大1か月とされています(GビズID公式)。急ぐ場合はマイナンバーカードを使ったオンライン申請が利用できます。
Q4. 申請代行費は対象経費ですか?
A. いいえ。補助金申請・報告に係る申請代行費は対象外とされています。
Q5. 効果報告を提出しないとどうなりますか?
A. 賃上げ目標が必須となる申請で効果報告を期間内に提出しない場合、補助金の全部または一部の返還を求められる場合があるとされています。

対象条件の確認

会社情報を入れると、この補助金との適合度を手元の条件で確認できます。

登録不要・約30秒・個人情報の入力はありません

公式の情報源

公式サイトへ別タブで開きます

最終的に対象になるかは、公式の募集要項(公募要領)でご確認ください

読んだあとにすること

このサービスでできること

  1. この補助金に当てはまりそうか、自分で確かめます。
  2. 申請はご自身で行います。手順とチェックリストで準備を支えます。
  3. 採択後は、経費・証憑・締切の管理まで続けられます。
無料チェックであなたの事業が当てはまるか確かめる

登録不要・約30秒・個人情報の入力はありません

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